ストーリー
なぜ私は藤沢校に
最も困難な道に挑戦せよ
ABOUT
宅和夏海
担任助手3年
上智大学外国語学部英語学科
湘南高校出身
吹奏楽部
高校生時代
― 入学後の勉強の様子について教えてください!
高校受験を終えるまでは、中学校時代にほぼ毎日勉強していました。しかし、入学後は勉強習慣が途切れてしまいました。高校1年生の頃はテスト直前になってようやく勉強を始める状態で、成績も低迷していました。その時は、「もっと頑張らなきゃ」と思う一方で、具体的にどう努力すれば良いのか分からない日々が続いていました。
― 受験を意識し始めたきっかけは何でしたか?
高校1年生の2月に学校がコロナの影響で高校が休校となりました。再び学校に通えるようになったのは高校2年生の6月頃。その頃、同級生たちが明らかに受験勉強モードに入り始めていることに気づきました。「このままではまずい」と感じた私は、徐々に勉強に対する意識を変えていきました。ただ、受験の仕組みや大学の情報に疎かったため、具体的な目標はまだ持てていませんでした。
藤沢校との出会い
↑お世話になった先輩方
― 東進を選ぶきっかけは何でしたか?
それまでの私は、「塾に行くこと」や「受験勉強」というものをあまり真剣に考えていなかったのですが、友人たちが次々と塾に入る姿を見て、「自分も何か始めないと」と焦りを感じ始めました。
ただ、どの塾を選べば良いのか分からなかった私は、家のポストに入っていた東進のチラシや、塾通いの友人から話を聞く中で少しずつ情報を集めました。その中で、「部活や行事と両立しやすい」「自分のペースで映像授業を受けられる」という東進の特徴が特に魅力的に映り、無料招待講習に申し込みました。
― 無料招待講習でどんな印象を受けましたか?
体験授業の日は、緊張していた記憶があります。しかし、明るい雰囲気とスタッフの温かい対応に、最初から安心感を抱きました。その後、授業を受けた後の面談で、私と同じ「空港で働きたい」という夢を持つ担任助手の方とお話する機会がありました。その方は、自分の夢に向かって努力している話や、大学でどのように学んでいるのかを語ってくれました。
それまでは、自分の夢を他人と共有することに少し抵抗を感じていましたが、「この校舎には夢を応援してくれる人たちがいる」と実感しました。その瞬間、「ここならきっと頑張れる」と感じ、入塾を決めました。
また、同じ部活の友達が既に通っていたことも心強かったです。一人で新しい環境に飛び込むのは不安もありましたが、友達がいることで「一緒に頑張れる」と思えたのは大きな安心感でした。
受験生時代
↑大好きなチームミーティングのメンバー!
― 高校2年生の時の頑張りで印象に残っていることはありますか?
12月に行われた「Mt.Fuji」と呼ばれるチーム対抗の得点競争イベントです。このイベントでは、各チームが勉強時間やテスト結果でポイントを競い合い、校舎全体が盛り上がるものでした。私のチームのミーティング担当は部活の先輩でもあった担任助手の方で、「絶対に私たちが一番になろう」と声をかけてくれました。
その言葉がきっかけで、私たちチーム全員の意識が一気に高まりました。それまでは、どこか「頑張っているつもり」でいた自分が、「もっと本気でやらなければ」と感じた瞬間です。ミーティングでは、具体的な学習計画を全員で共有し、「どの時間帯をどう使うか」まで細かく話し合いました。その結果、チーム全体が一丸となり、電車やバスの中でもテキストを開く、高マスをやる、空き時間をフル活用するなど、日々の行動が変わっていきました。
― チームミーティングについて教えてください。
私にとって「一人で頑張ることの限界を超えられる場所」でした。週に一度行われるこのミーティングでは、同じ目標に向かう仲間と進捗を共有し、課題を話し合います。普段の勉強では自分のペースで進められる反面、「本当にこれで良いのか」と不安になることもありました。そんな時、チームミーティングで他の生徒の努力や成果を聞くことで、大きな刺激をえられました。
ある日、模試で良い結果が出たチームメイトが、「ここまで来るのにどれだけ努力したか」を具体的に話してくれたことがありました。その話を聞いて、自分の取り組みがいかに甘かったかに気づき、心の中に火がついた瞬間でした。また、成績が伸び悩んでいる仲間が悩みを打ち明ける場面では、「自分だけじゃない」と励まされ、自分のペースで前に進む勇気をもらいました。
― 湘南高校は行事が忙しいことで有名ですが、どのように勉強と両立していましたか?
体育祭の準備は毎日朝9時から夕方5時までと、ほとんど自由時間がない状況でした。それでも、「朝と夜だけは必ず勉強する」というルールを自分に課し、時間を最大限活用しました。体育祭準備と勉強のメリハリをつけてどちらも全力でできるように心掛けていました。
― 行事後の受験勉強を始めて感じたことは?
9月以降、行事が終わり受験勉強一本の生活が始まると、不安が押し寄せる日々でした。「本当にこの努力が結果につながるのだろうか」と悩むことも多かったです。そんな中、高校の先輩でもある担任助手の方が「ここで切り替えられる人が成功する」と言ってくれた言葉が心の支えとなり、気持ちを奮い立たせて努力を続けることができました。また、担当してくれた担任や担任助手の先生は、早稲田大学に通ってる先輩たちだったので、勉強の悩みを沢山聞いてもらえたことが励みになりました。
― 受験の結果とその時の感情を教えてください。
第一志望の早稲田大学国際教養学部には届きませんでした。結果を知った瞬間は悔しさでいっぱいでしたが、併願校の上智大学を調べていくうちに、そこでも自分のやりたいことが実現できることを知りました。最終的には、「この大学で頑張ろう」と前向きに考えられるようになりました。
担任助手が思う藤沢校の魅力
↑担当がくれたメッセージです!
― 担任助手として働く中で感じた藤沢校の魅力を教えてください。
藤沢校で働き始めて最初に驚いたのは、スタッフ全員の「生徒一人ひとりに対する寄り添い方」でした。例えば、ある生徒がなかなか勉強に本腰を入れられず悩んでいたとき、担任の先生がその生徒の進路や生活のリズムを細かく聴き、「まずここから始めてみよう」と具体的で実行可能な目標を一緒に立てていました。その結果、生徒が少しずつ行動を変え、勉強に向かう姿勢を取り戻していく様子を目の当たりにしました。
― 藤沢校ならではのエピソードはありますか?
藤沢校のスタッフ間で生徒の話を自然としてしまうことです。本当に生徒思いな担任助手が多くて、「担当生徒が今こうやって頑張ってるんだよね」「ちょっと頑張らなくなって心配なんだよね」のような話しをずっとしています。
また、生徒の合格を聞いたときには本当に校舎みんなで祝福できるところはすごい素敵なところだなって思います。
― 担任助手としての活動を通じて、どんなことを学びましたか?
高校時代の私は、部活や受験、行事など、基本的には「自分のため」に頑張ることが中心でした。しかし、担任助手として働く中で、「誰かのために頑張る」という経験が自分自身を大きく成長させると実感しています。
また、褒めるだけでなく、時には厳しいアドバイスをする必要がある場面もあります。そうした瞬間に「どうしたらこの生徒のためになるか」を真剣に考えることで、私自身も成長できていると感じています。
私が一番軸にしてるのは、誰かの人生の分岐点に立ちたいなという思いです。受験という人生の岐路に立つ生徒に寄り添い、生徒の気持ちが価値観を少しでも良い方向に変えられればと思っています。
最後に
― 最後に、これから塾を探している人や受験に挑む人へ伝えたいことはありますか?
受験勉強は時に大変で、目の前の壁に心が折れそうになることもあります。でも、だからこそ、その壁を乗り越えたときに得られる成長や自信は計り知れないものです。
私が通っていた湘南高校のモットーに「最も困難な道に挑戦せよ」という言葉があります。この言葉は、受験を通じて私が実感した真理そのものです。楽な道を選ぶことは簡単ですが、あえて難しい道に挑むことで、多くの壁にぶつかる分、自分の可能性を広げ、未来の自分を大きく成長させることができます。
これから受験に挑む皆さんには、自分が「本当に頑張りたい」と思える道を選んでほしいです。そして、その選択がどれだけ困難に思えても、全力で挑んでみてください。その先に広がる未来は、必ず今の努力に見合う価値のあるものになると信じています。
す。
TOSHIN .FUJISAWA